樹を伐る
日本は、世界第3位の森林保有国です。
なのに、輸入材に頼って、自給率はわずか27%という非常識な今を送っています。
樹を伐る…
山の神に感謝して樹を伐ったら、また植える。そう循環して今があります。
樹が育つまでには、どれくらいの時間がかかるのでしょうか。
樹齢100年なんかいう樹なら、一体誰が植えたのでしょう。
そんな遥か昔に植えたその人は、自分の為に植えたと思えますか…?
それは、山の神との約束であり、子や孫や、はたまた未来を歩む子孫たちへの希望であると思えてなりません。
樹を伐るとは、そういうことなのです。
だから、山の神に感謝をするのです。先人達に伐らせて頂く心持ちのはずです。
今、林業は衰退して、樹を守る術を知る人がいなくなっています。
日本には、石油はなくても、森林資源がある。なのに、そこに従事する人がいない上、一番最高の素材を使わない日本人。
哀しい話だと思いませんか。
だけど、みんな知らないだけなんですよね。
聞いたらみんな「そうだよね」って思うもの。
だから、伝えたい。
正しいかどうか、それを選ぶかどうかはそれぞれの自由なのだから、より良いものを選びたいと思う方は、まず聞いておいて欲しい。
そんな思いです。
それで、日本が少なからず変わるんです。
未来が今より潤うのです。