夏の風物詩
蝉の声が盛んになると、あ~夏休みや!って思ってしまいます。
生徒がいなくなった学校で彼らは大いに鳴いているよう。
けど、それってなんか涼しくないですか?
夏のイメージを起こさせるのに、「暑い」ではなく「涼しい」と感じるのはなぜだろう。
夏を彩る風物詩。
ねぇ、知っていますか?
欧米の人たちには、虫の声に注目する習慣がないらしく、日本で聞く蝉の声を、鳥と間違えたり、雑音として聞き流してしまうんですって。
蝉の声を鑑賞するのは、日本人ならではの楽しみのようです。
暑い夏を「涼しい」と思えるような捉え方をしたのかどうかわからないけど、そうやって自然に耳を傾けて季節を感じていきてきた。
日本には四季がある。
だから余計に自然を感じずにはいられなかったんだろうな。
日本の風土が生んだ、日本人ならではの感性っていうのが、なかなか好きだ。