住まいを想う未来
この家どうなるんだろう?
まるでコントのように、家が「ズコッ」てなってる。
このままズズズと落ちていくのかな?
隣の家とのバランスはどうなるんだろう?
この家がいよいよ崩れ落ちた時、この持ち主はどんな想いをするんだろう。。。
古民家 の定義には当てはまらないけど、放置された家を見ると、かつてそこで繰り広げられたであろう計り知れない思い出を想ってしまう。
家も一緒に作った誰かの思い出。今はこの家だけが取り残されている。
今、日本中に空き家となっている家は820万戸あり、総住宅数に占める割合はなんと13%にもなる。
空き家となった家々は、次の住まい手や活用方法を探している。
しかし、どうすることもできずに放置される家も少なくない。
放置された家の朽ちるスピードは、とかく早い。
空き家は、日本の大きな問題となってる。
よって、これから空き家の再活用や古民家 の価値がより再認識されることだろう。
またこのように放置された空き家についても危険家屋対策などを考えられていくだろう。
しかし、出来ることなら考えて欲しいのは、日々の住まいを大事に想えるようになれること。
自らが住まいについて考え、選択できるようになれば、きっと将来の空き家事情は変わることだろう。