愛しの段差
築80年の古民家を、使える材は再活用して、新しい家族の家を造ります。
今、小さい子供ちゃんがおじいちゃんになって、孫にこれから出来るこの家の歴史を語るくらい長生きする家を(*^^*)
その頃は、「古民家」と呼ばれるようになっているでしょう、自然乾燥の地元の材を使った「新民家」です!
使える材をきちんと取り出す解体をする為に、お家の方と打ち合わせ。
やはり思い出や拘りを持つ家、使って欲しい材やとっておきたいものに、細かく印を付けてあります(*^^*)
この想いは大切に共有しなければ…
勉強の為、私も打ち合わせに参加させていただきましたが、なんだろう、この気持ち。。。
まず玄関を入った上がり框の高さにキュンキュン。
また以前は土間だったろう台所の段差にキュンキュン。
昔の実家もこんな段差がいろんなところにあったなぁ…
とても懐かしくて、いつまでもそこに居たい心持ち。
このお家の温かみを感じてしまったので、形を変えることがなんだか寂しい。
だけど、痛み具合も酷い為、生まれ変わる作業をしっかりと見守ろう!と思いました。
これからしばらくの時間をかけて、人の手と人の想いで家族の家が建ちます。